先日、姿勢についての記事を書きましたが、それに関連して今日は舌の正しい位置についてシェアしていきたいと思います。
舌の正しい位置なんて教えてもらってこなかったし、体にどのようなメリットがあるのかも気にしたことがないという人がほとんどではないでしょうか。
以前、タイトルが気になってジャケ買いした本があります。
舌は下でなく上に
宗廣 素徳 著
この本は、舌の位置によって、姿勢やストレスなどが改善され、不老長寿の秘訣としても紹介しています。
知り合いの、ボイストレーナーの方と話をしていた際も、発声には舌のコントロールも大事だから、常日頃から「舌は上顎にくっつける」ことを指導しているのだと教えてもらいました。
さて、その正しい舌の位置とは、
舌を上顎に吸着せよ
舌を上顎の前歯の付け根辺りにある膨らみ(スポット)に当てて、舌全体を口蓋に、吸盤のようにくっつけるのです。
本には「舌の吸盤化」と書かれていますが、まさに吸盤のようにピタッと貼り付けます。
そして、上の歯と下の歯はくっつけないで浮いている状態。
これが正しい位置になります。
最初はすぐに疲れて舌の根元が痛くなるかもしれませんが、定期的にやっていると自然にできるようになります。
さまざまな健康効果が
これにより、
- 姿勢の改善
- 身体的ストレスの軽減
- 集中力の向上
- 睡眠の改善
- 唾液が増えるためドライマウスの対策、口臭・虫歯の予防
などが期待できるのだそう。
特に、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある人は、舌が下がって気道を塞いでしまいますが、
舌の吸盤化によって、舌トレ的な役割を期待できそうなのです。(原因は他にも可能性があるので一概に言えませんが、試してみる価値はありそうですね。)
※ 寝ている間も意識せずに舌を吸着し続けるようになる必要あり。さあ、修行だ!
口呼吸をやめたい人にもおすすめ
当たり前ですが、ついつい口呼吸になってしまう人もぜひ試してみて欲しいです。
舌を上顎に吸着した状態だと、口が閉じるため鼻呼吸が優勢になります。
姿勢の改善 + 鼻呼吸で、より多く空気が吸えるため、隠れ酸欠予防にもなりますね。
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