風邪や花粉症、新型肺炎など、最近私たちの免疫力が試されるようなことが同時進行で起こっていますよね。
普段きちんと栄養をとってしっかり睡眠をとれば免疫力は高い状態にできますが、冬場は温度差や乾燥などで体調を崩しがち。
今日はビタミンCを高濃度で摂取することで免疫力アップや体質改善が期待できるという、ビタミンCフラッシュをご紹介します。
ビタミンCフラッシュとは
ビタミンCフラッシュって聞いたことありますか?
何かの必殺技のような名前ですが、これは大腸のリンパ系の洗い流しを目的としたもので、ビタミンCを水に溶かしたものを高濃度で一定間隔をおいて摂取します。
そして体内に入ったビタミンCが組織の飽和状態(その人の体調により変化する)になると、水が体を通って下痢のように出ます。しかし、下痢と違ってお尻はまったくヒリヒリしないのが特徴。
医学的なことは僕はわかりませんが、インフルエンザ、腸内感染、ガン、エイズ、化学アレルギーの治療にも有効という記事も見ました。
また、体質改善ということで、ビタミンCフラッシュによって花粉症の症状の緩和やアトピーのかゆみの緩和などを実感した人も僕のまわりにはいました。
それでは具体的にどのようにやればいいか見ていきましょう。
ビタミンCフラッシュのやり方(休みの日にやろう)
まず、ビタミンCが飽和状態になるためには下痢になることが必要で、下痢をもって終了の判断をします。トイレを確保できる状態が必須です。
お出かけ前とかは避けて、休みの日、今日は「フラッシュするぞ」と決めたときにやりましょう。(人によっては結構時間かかります。)
ご夫婦で一緒にトライ、とかも注意が必要です。(トイレ争奪戦になります。)
それではやり方です。
まず、ビタミンC(アスコルビン酸)を用意します。
水にとける粉末のものがいいでしょう。
僕が使っているのはアマゾンで売っているこちらの大容量タイプです。
1kgぐらい入っているので、たっぷり使えますね。フラッシュした後も毎日高濃度で摂取するのでたくさんあるほうがコスパがいいです。
- 朝、食べる前に開始する。
- アスコルビン酸パウダー1gをコップ一杯の水かフルーツジュースに溶かして飲む。15分後にそれを繰り返す。
- 下痢が起きるまで1gのアスコルビン酸を15分おきに取り続ける。摂取した量と回数を記録する。
- コンスタントにビタミンCを採り続けると膨満感や腹痛を防ぎやすいので、おならが出るぐらいではやめない。
- お尻から尿のような水便(色は茶色・緑・黄色だったりする)が出た時点でやめる。
- 下痢が起こるまでにどのぐらいのビタミンCを摂ったかを計算する。
毒素の排出
健康な人なら5gぐらい、 風邪、慢性疲労や過剰なストレス下にある場合はフラッシュ誘発するには50〜100gは必要になることもあるようです。
僕が最初にビタミンCフラッシュをしたのが4年前に体調を崩したときですが、1gずつ採っても変化がなかったので、最終的に3gずつ採って、合計40gでフラッシュしました。
朝の8時にはじめて、12時45分までかかりました。
このフラッシュは体にビタミンCを最大限に吸収させ、血液とリンパ液から、腸内壁を通じて毒素を出させます。 食品アレルギーがある場合は、感染生物や毒素と一緒にその人が反応している食べ物分子も排出してくれるので、その改善も期待できるとのこと。
高濃度ビタミンCの副作用は?
ビタミンCは極めて副作用がないのが特徴で、大量に摂取しても、お腹がゆるくなる、おなかが張るぐらいで、特に体に悪影響はないそうです。
C1000のドリンクが売っていますが、上記の僕の体験量だとC40000ぐらい採ってますね。
風邪をひいて喉が痛かったのですが、飲み進めるたびにどんどん調子がよくなっていくのを感じました。
では、これをどのぐらい続ければいいでしょうか。
どのぐらい続ければいい?
フラッシュしたときのビタミンCの量をメモっておいてください。
これが高濃度ビタミンC摂取の適量の目安になります。
自分の適量は、フラッシュ時のビタミンC総量の3/4になります。
つまり、次回からはフラッシュしません。
今回が8gだったなら、 自分の体が1日に6gを必要としていることになるということです。
これを3分割して、1日3回に分けて摂取します。
5〜6ヶ月続けるという風に書いてあるものもありますが、体調に変化を感じたり、お腹を下しやすくなったらやめてもいいと思います。
フラッシュ自体は、1年に4回までやってよく、 以後、フラッシュを起こすビタミンの量は減っていくはずです。
試して感じた高濃度ビタミンCの効果
高濃度ビタミンCというと、点滴みたいなイメージがありますが、飲むだけでも結構効果を感じました。
- 乾燥したところでも咳が出づらくなった(咳が出たときに飲むと咳が止まる)
- 風邪を引きづらくなった
- アトピーの痒みが出なくなった
今は日常的に摂取しているわけではありませんが、アスコルビン酸を小分けにして持ち歩いて、乾燥する場所に行くときや、体調を崩しそうなときにペットボトルの水を買ってそれに入れて飲むようにしています。
高濃度ビタミンCの効果やビタミンCフラッシュについては賛否あるようですが、副作用が少ないので、免疫アップのために試してみて損はないと思います。
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