あなたは睡眠中、どの位いびきをかきますか?
寝ている本人は気付きにくいですが、朝起きたら口かカラカラに乾いていたりすると、結構いびきかいてたのかな、と思いますよね。
最近はスマホでいびきを録音してくれるようなアプリもありますが、今日はとくに日頃いびきをかいている人にシェアしたいことがあります。
それは、
睡眠中の呼吸障害がある人は、ない人に比べて最大4.8倍ガンになりやすい
病気を治したければ「睡眠」を変えなさい(予約の取れないドクターシリーズ)より
ということです。
いびきがどうしてガンにつながるの?
このデータは、アメリカのウィスコンシン医学・公衆衛生大学院の研究によるものだそうですが、いびきとガンってあまりイメージが結びつかないですよね。
どういう仕組みなのでしょうか。見ていきましょう。
いびきのせいで低呼吸状態が続くと、体内が酸欠状態になります。
睡眠中には体を整える様々なホルモンが分泌され、細胞も生まれ変わるわけですが、そのときに酸素が欠乏しているとどうなるでしょうか。
なんと酸素なしでも生きていける細胞へと進化して増殖を始めるそうです。
そして、ガン細胞には血流が行き渡らない低酸素状態の部分が存在しているため、いびきによってガン細胞が増殖しやすくなるというのです。
睡眠は、時間も大事だが質も大事
いびきをする人の場合、疲れをとりたいと長時間寝ても、リカバーされるどころか、ガン細胞が増えていくという恐ろしいことが、起こってしまいかねないわけですね。
以前、しっかり睡眠をとることでガンの予防になる、という記事を書きましたが、その内容は、睡眠時間を多くとることで免疫をアップさせるというものでした。
本当は時間だけでなく、質も同じように大事ということですね。
また、ハーバード大学医学部の調査で、睡眠時間が9時間以上の、太っていていびきをかく人は、1日7時間前後寝ている人と比べて大腸がんになる危険性が1・4倍~2倍も増加することがわかったそうです。
いびきをかく人は長時間寝るのもリスクなようですね。。。
今からでも間に合う睡眠の見直し方
いびきをかくガン患者が睡眠時無呼吸症候群の適切な治療を行えば、睡眠中の低呼吸や無呼吸が解消され、ガン細胞の増殖を抑えられるケースもあるようです。
CPAPやマウスピースをつけるだけで、睡眠が味方にまわってくるというわけです。
僕はまだ睡眠のクリニックには行ったことがないんですが、様子を見て検査してもらおうと思っています。
結局、睡眠には時間も質も大事ということで、さっそくできることから改善していきましょう。
コメント